1,000万円プレーヤーの勘違い⑥

≪続き≫ 所長の処遇は事実上の懲戒解雇でした。

副所長にその連絡があり、副所長がしばらく所長代理となりました。

事実上の懲戒解雇というのは、どちらかというと諭旨解雇に近かったのですが、本社は自主退社を促したそうです。

依願退職扱いとし、退職金はかなり減額されて出ることになりました。

それを聞いた時の私の気持ちはなんとも複雑な心境でした。

「くびか・・・。」真っ先に所長の二人の子どものことが頭に浮かびました。

まだまだお金のかかる年齢です。奥さんは専業主婦だし、一戸建ての家はまだまだローンが残っているはずだし・・・。

会社のお金を使い込んでいたのですから懲罰は厳しいものになるのはわかっていました。

解雇は当然だとしても、私が本社へ訴えたことがきっかけでそうなったわけです。

他に方法はなかったか、自分のしたことが最善の策だったのだろうかと悩みました。

それからの日々もそんなことを考えるばかりで、体調は良くなるどころか悪くなる一方でした。

こんな思いで毎日出社して、仕事して、もういろいろ嫌になってしまい、つらい、辞めたい、なんだか我慢しているのが馬鹿馬鹿しくなってしまいました。入社して以来、初めてそう思いました。

その日帰宅し、旦那さんの帰りを待って今の気持ちを話し、退職したいと言いました。

旦那さんは、「うん、もう辞めてもいいんじゃないの。」という返事でした。退職の意思が固まりました。

それから退職までは怒涛のような日々が続きました。

後任の人事が決まって、引継ぎ業務が始まってからは、あちこちの部署から「辞めちゃうんですか?所長のくびと何か関係があるんですか?」とか、「寂しくなりますね・・・。私もやめようかなぁ。」とか、いろんな電話やメールがありました。

一連の出来事は誰にも話しませんでしたが、「大変だったね」と言ってくれる人が結構いて、いろんな話があちこに伝わっているのだなと感じました。

あからさまに態度が変わって嫌みを言ってくる人もいましたが、その時は引継業務でいっぱいいっぱいで、全く気になりませんでした。

私の二十数年の集大成ともいえる引継資料を作成し、とにかく最後まで一生懸命やろうとそれだけを頭において、キリキリ痛むお腹と闘いながら頑張りました。

退職の意思を伝えてから最終出社日までは、約半年ほどありました。

最後の日も普通に仕事をし、定時になると同じ課のみんなが大きな花束と餞別をもって現れ、見送ってくれました。

お礼を言い、帰宅の途についたのですが、寂しいという気持ちは全くなく、ホッとした気持ちでいっぱいでした。

涙を流すこともなくあっけらかんと帰ったので、みんなはちょっと調子が狂ったかもしれませんね(笑) 意外と私は冷めているのです。

まあ、自分にとってはとても苦しい思いをしたという気持ちのほうが強かったので、いろんなものからやっと解放される、ああ、辞めて良かった、というのがその時の正直な気持ちです。

退職後、所長のことを耳にする機会がありました。

副所長から聞いた話ですが、所長は会社をくびになったことはしばらく奥さんに黙っていたそうです。

またお金を貸してほしいという電話が副所長にあったときに、いまどうしてるのかとか、いろいろ聞いたそうです。借金のお願いについては、副所長はきっぱり断ったそうです。

副所長も自分の生活がありますし、今までの借金の返済もしていないのに、「よくそんなことが言えますね。」と思わず口にしてしまったと言っていました。

幸い、私のところには何も言ってくることがなく、何事も起こらなかったので良かったのですが、非通知の電話がしばらく続いたときはちょっとビビりました。根っからのチキンなので(笑) ≪終わり≫

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